「メンバーズボイス」カテゴリーアーカイブ

メンバーズボイス 2017.06.01

こんにちは!ごきげんいかがですか?
ここ最近のニュースと言えば、よからぬ話ばかりが目立ちますね(*_*)
しかし、半月の間に嬉しいニュースも!
台湾では、5月24日、台湾の憲法を解釈する役割を担う司法院大法官会議が同性婚を認めない民法は憲法違反との判断を示し、アジア初の同性婚に向けた大きな一歩を踏み出しました。今後、日本を含むアジアの各国にどんな影響があるのか注目です。
そして日本では、本日6月1日より、札幌市パートナーシップ宣誓制度が開始されます!政令指定都市では初めての同性のパートナーシップ制度の導入です。めまぐるしく世の中が動いていくのを感じますね!
こうやって、多くの人々の目に触れる機会が増えることで、同性婚やパートナーシップに限らずLGBTQについて、もっと知ってもらう機会になればいいですね。
(影のスタッフ ぱた夫)

「丸亀市役所で行われているLGBTパネル展に行ってきました」by ともちゃん

5月16日(月)から5月23日(月)までのあいだ、丸亀市役所の一階でLGBTについてのパネル展をしているということで、さっそく行ってきました!

パネル展 「多様な性、知っていますか?」

詳細はこちら(丸亀市役所のサイト)。

入り口を入ってすぐのロビーでやっています。分かりやすいです、迷いません。笑

パネルには、「LGBT」の言葉の意味と、いろんな当事者のいろんな思いが書かれてあって、
「LGBT」ってなに?性的少数の人って、どんな事を思っているのだろう?という事について、とても分かりやすく教えてくれます。

そして机には、無料パンフレット二種類と、清水展人さん(NPO法人 Japan GID Friends 理事長)の5月31日の講演会のチラシが置かれていました。詳細はこちら(丸亀市役所のサイト)。

パンフレットは、「あっ そうか!人権2」と、「多様な性について考えよう」という題名。

文字数、とても少ないです。
これまた、分かりやすいです。

関心はあるけど、文章をたくさん読むのはしんどいよ~、難しい内容は苦手だよって人でも、大丈夫。
これなら、苦なく読めます。
子供さんでも、読めますね♪

パンフレットは、絵や写真が載っていて、問いかけ式で書かれてある。
その答えが次に書かれてある形式。
「この人の恋愛対象は?」「この人の性は?」「LGBTの人はどのくらいいるのでしょう?」
「カミングアウトしたいのに、できない人がいるとしたら、それはどうしてでしょう?」…

問いかけられることで、まず自分の心で考えますね。
それは大事なことだと思います。
そして、正しい答えを教えてくれる。
だから学ぶ事ができる。

23日までやっています、お近くにお住まいの方、知識がない方こそ、ぜひ行ってみていただきたい。
難しくないから。ぜひぜひ。
※ちなみに、LGBTの人の割合は、左利きの人と同じ割合だそうです。結構いると思いませんか?

メンバーおすすめ映画「キャロル」

「キャロル」 公式サイト http://carol-movie.com/

香川県内の上映は・・・
イオンシネマ綾川では4月22日で終了。
高松のホール・ソレイユで4月23日から5月13日までの予定です。

↓ メンバーの石井さんが感想を投稿してくれました。

もう少し私が若かったら、この映画に完全に恋していたと思う。
キャロル役のケイト・ブランシェットのエレガントな波打つブロンド、朱赤の口紅と同じ色のマニキュア、煙草を吸うしぐさ、テレーズ役のルーニーマーラーの華奢な肩とArgus社の四角いカメラを持つ細い指、無垢で真っ直ぐな眼差しが忘れられない。
見た後しばらくこの繊細な世界観に浸っていたかったというか、抜けられなかった。

1952年、クリスマスを間近に控えたニューヨークの街。テレーズが勤める高級百貨店のおもちゃ売場に、娘のプレゼントを買いに来たキャロルは(おそらくわざと)手袋を忘れる。
手袋をキャロルの自宅へ郵送したテレーズのもとに電話が掛かってくる。キャロルからお礼のランチに誘われたテレーズは翌日指定されたレストランへ向かう。
お互い急ぐよう自己紹介をしあうふたり。高圧的で自分の体裁しか考えない夫との愛の無い生活に疲れ切り、もうすぐ離婚することまで打ち明け、「あなたは天から落ちてきたかのよう」とテレーズを見つめるキャロル。自然にキャロルに惹かれていくテレーズ。
誰かを好きになるということは女同士とか男同士とか、あるいは男女であっても関係ない。
ただ同じ性であり、社会的階級も違い年齢のギャップもある2人は傷つき苦しむことになる。キャロルの夫により苦しみはさらに深くなっていく。
キャロルとテレーズの関係を理由に、母親としての適性を欠くと裁判所に訴える夫。キャロルは裁判所から審問まで当分のあいだ娘と会うことさえ禁止されてしまう。
審問が始まるまで、思いつくまま西へと旅に出ると語るキャロル。「よろしければあなたも一緒に」と誘う言葉に応じるテレーズ。
2人は心に正直に生きるための旅に出るのだが—

原作は「太陽がいっぱい」で知られるパトリシア・ハイスミスが、1952年にクレア・モーガンという名義で出版し、1984年にはじめて自身の名前で再出版された作品。
ハイスミスの自伝的な物語でもある。30数年もの長い期間、彼女が書いたものだと公にされなかったことを見ると、当時の表現の不自由さと発表することへのリスキーさが伺える。
60年以上経った今、その不自由さは変わったのだろうか。キャロルとテレーズが抱える苦悩は今も変わってはいない。

スーパー16㎜フィルムで撮影しさらに35mmにのばした映像全体は、粒子の粗い映像になるため、ざらっとしたディティールやノイズが目立ち、反面光が柔らかく放たれることで古く味わいのある画像になっている。そんな繊細で不安定な映像が2人の心を表しているかのようだ。
抑えられた色彩、わざとピントを外したショット、徹底的に作り上げられた美術にはため息が出る。
しけって曇った車の窓をつたう雨の滴が、まるでルーニーの涙のように感じた。

「キャロル」のエンディングはあえてはっきりとは描かれてはいない。どうとらえるかは見ている私たちにゆだねられるのだ。

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