「活動報告」カテゴリーアーカイブ

4/24ユースの会レポート

4/24(土)に第8回『ユースの会』を開催しました。
参加者はスタッフ含め8名でした。16歳から20代後半の方が参加してくれました。
今回は、前半・後半で異なるテーマ表を用意して、趣味や日常の話から真面目な話まで幅広い話題で交流ができました。

(スタッフ Kより)
今回のユースの会の後半では、主に恋愛の話で盛り上がりました。相手に抱く恋愛感情や性的欲求の違いについて考え方をお互いに紹介しながら意見交換したり、それを掘り下げて様々な意見を聞けました。
今回は意見交換が深いところまでできたと思います。私もスタッフとしての進行の仕方や準備に関わらせていただき、とても大変なことだと知りました。そしてやりがいを感じました。次回の会ではもっとスムーズな動きができるように心がけていきたいです!

(スタッフ Yより)
対面では久しぶりの開催でした。
今回は初参加の方が多く、後半では特に深い話ができて、とても有意義な時間だったと感じました。
「恋愛ってどんなもの?」といった、普段気になっていてもなかなか人と話したことがない話題に対して、いろんな意見を聞いたり話したりできて面白かったです!

(スタッフSより)
今回は「自分のセクシュアリティに気付いたのはいつ?」という自認に関するテーマから一歩踏み込んで、恋愛にまつわる色んな感覚・考え方を交換することができました。
一口に「恋愛」と言っても、その捉え方が一人一人違っていて、面白く感じると同時に違っていていいんだという安心感も抱きました。
久しぶりの開催にも関わらず多くの方に参加していただけて嬉しかったです!

☆次回の開催は夏頃(7・8月)を予定しています。☆

3/21レインボー交流会レポート

令和3年3月21日 日曜日。高松市内に於いて、レインボー交流会が開催されました。
当日は、朝から濃い霧が高松市内には立ち込めていて、春分の日の翌日でしたが小春日和もほど遠く、まだ上着が必要なくらい肌寒い陽気でした。
今回の交流会は、当事者限定ということで、総勢12名の方が参加してくださいました。時節柄、ソーシャルディスタンスを設けての交流会スタートでしたが、トークテーマが進むと、椅子を持ち寄って円陣を組む形での会話となり、熱のこもった言葉のやりとりを肌身で感じられるような状態となっていました。当事者同士の話題は、やはり共通項が多く、今回は、カミングアウトのメリット・デメリットというテーマでしたが、多くの頷きを得るとともに、深い点まで言及していき、気づけばあっという間に閉会時間となっていました。
今回の交流会で、参加された皆さんに希望の源泉となる温かい気持ちが芽生えたらいいな、と切に願っています。
次回の交流会は、当事者だけではなく、アライや興味関心のある方も対象として、6月に開催する予定です。詳細は、期日が近くなった頃にプラウド香川のホームページやSNSで告知しますので、是非チェックしてみてくださいね。
皆さまにお会いできることを楽しみにしております。
(広報担当 すやまちん)

レポート:LGBTの子どもたちと教職員が過ごしやすい学校をつくろう!!5

【井上鈴佳氏✨優しくキラキラと教師に諭す】

先日、丸亀の人権啓発センターで行われた
『LGBT🏳️‍🌈の子どもたちと教職員が過ごしやすい学校をつくろう!!5』
カランコエの花 上映会
井上鈴佳氏の講演会、について(^ ^)

こちらのイベントは、去る2月9日、日教組香川教職員組合 主催、プラウド香川が共催で行われました。
参加者のほとんどが、もちろん現役バリバリの教師達。
筆者の僕も参加させて貰いましたが、プラウド香川の仲間も数名チラホラと。

まず、カランコエの花。
僕は初見でした。切ない。うん、凄く切ないストーリー。ちょっと泣けちゃいました。青春真っ只中のはずの女子学生達。同性愛者であることを悩む主人公。悩む主人公を理解したいけどどうすればいいか分からない友人。クラスメイトの反応。教師の葛藤。
カミングアウトやアウティングについても、ちょっと駄目な感じが如実に再現されてました。
僕は同性愛者ではないけれど、LGBT当事者。あの感じ、自分の学生時代だったらと思うと、少しゾッとしました(^^;

「カランコエの花」より
「カランコエの花」より

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そして、ご自身がレズビアンのアクティビスト、井上鈴佳氏の講演。
養護教諭であり、大阪は大東市のパートナーシップ制度利用者第一号であり、教育現場など、ほぼ毎日のように講演活動をして活躍されている井上さん。

井上鈴佳さんの講演会の様子
セクシュアルマイノリティと聞いて思い浮かぶことはなんですか? という質問からスタート。

ホントに、凄く、言葉の運び方が丁寧で、優しくて、とてもとても聞きやすい講演でした。
主には井上さん自身の経験談、様々なご友人のお話を交え、レズビアンのみでなく色んなセクシュアリティの方の現実や困り事などもお話しくださいました。
とても文章では書き切れないほど、濃厚で、重みのあるお話も。

井上鈴佳さん
井上さん自身のパートナーシップ証明書を見せてくれました。

大事なのは、のちに教師達がどう動いていくか!ですが。皆さん真剣に、LGBTについて書かれている書籍やパンフレットを参考にしたいと眺めてらっしゃいました。

LGBT当事者がLGBT当事者の話を聞くことも、大切なこと。当事者とて、トランスジェンダーには、レズビアンのことが分からなかったりするのだから←これ僕のことです(^^; とてもいい機会でした。

少しずつ、少しずつ。
教員達にもアライ(アライとはセクシュアルマイノリティを支援、サポートする人)が増えていけばいいなと思います。
いや、そうなっていかなきゃいけないんです!

本当にありがとうございました(^ ^)

プラウド香川 広報担当 ずぅちゃんでした。