「活動報告」カテゴリーアーカイブ

香同教社会教育部会研修会で講演しました(2016.07.19)

20160719marugame7月19日(火)、丸亀市ひまわりセンターにて 香同教社会教育部会研修会にて、「LGBTについて」の講演を行いました。
講師は、プラウドからMTF(男性から女性へのトランスジェンダー)の木村アンリさん。アシストは、FTX(体は女性で性自認は中性)でレズビアンのジンさん。
約50名 ほどの各市担当者が参加していて、熱心にメモを取りながら聞いておられる方も多く見られました。
お話の内容は、LGBTの人の割合や、世界各国の同性愛に対する差別や法律の話、また、子どもから大人まで、当事者がどんな事に困っているのか、など、多岐に渡りました。
例えば、トランスジェンダーの方が公衆トイレや温泉でどちらに入るか迷ったり、子どもが制服や体育の授業などで困っていたり、など。
参加者の方々も理解を深めると同時に、これからの課題もそれぞれに考えていらっしゃる様子が、こちらも嬉しく感じました。
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LGBTQ家族のための茶話会を開催しました(2016.06.19)

LGBTQ家族のための茶話会の報告です。

6月19日(日)高松市男女共同参画センター 参加者7名

この日は、トランスジェンダーの子を持つおかあさん、同性愛者のきょうだい、また、プラウドのトランスジェンダーや同性愛の当事者が参加して、様々な気持ちや事情をお聞きする事が出来ました。

参加者の声、抜粋

◆親側の苦悩、心配。また、家族に理解されない当事者の苦悩や、家族側に偏見が少ない場合、わりとあっさりとカミングアウトを受け入れられたりも。
カミングアウトして、実際失敗した体験。それがどんな傷や損害となったか。

◆みなさんのご家族との話、これまでのこと、悩み、手探りで前進してきたこと、などなどお話が伺えてよかったです。
ただ、私は自分があまりに妹のことで悩まず、妹の(きっとあるであろう)悩みも知らず、この集まりに参加できるような者だったのかな・・・とも思いました。
上手く言えませんが。。。
また、妹と会って話してみよう、と思いました。

◆今日も素敵な時間をありがとうございます。
いろんなことが聴けましたし、素直に話すことが出来、充実した時間が過ごせました。
今回は性自認の大切さを学べました。
日常会話の中で、自分のことを話すことが出来ないことで、どれだけ本人を苦しめているのか分かりました。
社会的に理解してくれない人もいるけれど、本人を思い励ましてくれる人も家族にいることが分かりました。
LGBTQであることが、障害とならない社会を築いていくことが、必要なんだと思いました。

LGBTQのための気づきセミナー「心のブロックのはずし方~マイノリティだから生きられる~」を開催しました(2016.06.26)

LGBTQのための気づきセミナー第一弾!
「心のブロックのはずし方~マイノリティだから生きられる~」の報告です。

6月26日(日) 瓦町FLAG高松市市民活動センター 参加者15名

 プラウドならではのLGBTQのためのセミナーを!ということで、当事者やその周りを取り巻く人々に向けて、気づきセミナー第一弾を開催しました。大御所、木村アンリ氏を講師に迎え、会場は飛び入りの参加者も加えて満員状態。LGBTQの初歩から、脳科学の話、そして講師の本業であるスピリチュアルなお話まで盛りだくさんの2時間でした。 

参加者の声、抜粋

◆生きづらいという点では、障害者も同じですね。脳の器質状態は初耳!しかし、アスペルガーや共感覚に共通の原因につながり、印象的でした!ありがとうございます。
◆今回のセミナーですが前半の医学的・科学的分析は興味深く参考になりました。講師のアンリさんが60歳をすぎてもなおファッションやメイクや話し方などに気を遣い美しさを
保っているので、そのような実際に役立つ内容であれば楽しめたかもしれません。
◆LGBTについて深く学びたいと思っています。第一部は、用語の説明や脳機能による性同一障害が起こる可能性などの話はとても興味深く聞きました。今まで知らなかったこともたくさんあり、勉強になりました。第二部はLGBTとはあまり関係ない話でした。誰でも感じる日々の悩みや生き方などから、目標を決めたり自分を高めたり、唯一の自分を探し求めて実行に移すということでしょうか。
◆LGBTQみんなが、アンリさんみたいに華やかに輝く必要もないし、それぞれが自分の人生の中で、キラッと輝ければいいと思っているので、わたしも、誰のものでもない自分の道を歩んでいこうと心がけています。
◆木村さんの、いままで選択するときは、マイノリティである方を選んできたという視点は興味深かったです。