「上映会」タグアーカイブ

11/20と11/24に台湾映画『日常対話』上映会を開催します!

2022高松市男女共同参画市民フェスティバル「つながる絆 自分らしく生きる社会に」

台湾映画『日常対話』上映会~女性の生き方を考える~

日常対話  日常對話  Small Talk
88 分 台湾 ドキュメンタリー 2016年
監督・撮影:ホアン・フイチェン(黃惠偵)
製作総指揮:ホウ・シャオシェン(侯孝賢)
© Hui-Chen Huang | 黃惠偵 All Rights Reserved.

記憶にある限り、母にはいつも“彼女”がいた

6歳で母アヌの営む葬式陣頭の仕事を手伝い始め、10 歳で小学校中退を余儀なくされたチェン。暴力を振るう夫から身を守るために、アヌはチェンとその妹を連れて家を逃げ出す。学校に通うことが出来なかった子供時代。弔い業に対する世間の冷ややかな視線、そして周囲に隠すことなく「女性が好きな女性」として奔放に振る舞うアヌへの偏見。さらに娘たちよりも恋人を優先するアヌに、チェンは次第に不信感を募らせ、母娘関係はいつしか他人同士のように冷え切ってしまう。やがて自らも一児の母となったチェンは家族の姿を映画に撮ることで、アヌの本音を聞き出し、自分の秘密を打ち明けようと決心する。

日本公式サイト https://www.smalltalktw.jp/

予告編(YouTube)https://youtu.be/ab1ebJfM18c

とき ①11月20日(日)10:00~12:00 ②11月24日(木)18:30~20:30

参加費 1,000円(当日払い)

場所 高松市男女共同参画センター第3学習研修室(たかまつミライエ6階)

託児 無料(生後6か月から小学校低学年までの子ども)
11月12日(土)までに要予約(空きがあれば、応相談)

主催 2022高松市男女共同参画市民フェスティバル実行委員会
共催 高松市 企画運営 プラウド香川

申し込み・問い合わせ先 プラウド香川 TEL:080-3164-4174(藤田まで)
高松市松島町1丁目15-1たかまつミライエ6階
高松市男女共同参画センター内
市民フェスティバル実行委員会事務局 TEL:087-833-2282

『日常対話』チラシうら

11/23台湾映画「親愛なる君へ」上映会

【香川レインボー映画祭関連企画】
2021高松市男女共同参画市民フェスティバル
テーマ「コロナ禍を超えて 共に生きる社会へ」

台湾映画「親愛なる君へ」上映会
~今は亡き同性パートナーの家族を守る物語~
とき 11月23日(火・祝)14:00~16:45(トーク含む)
チケット 1000円(当日払い)お申し込み2021shinai.peatix.com
場所 高松市男女共同参画センター第3学習研修室

主催 2021高松市男女共同参画市民フェスティバル実行委員会
共催 高松市
企画運営 プラウド香川
申し込み・問い合わせ先 プラウド香川 TEL080-3164-4174(藤田)
高松市松島町1丁目15-1たかまつミライエ6F
高松市男女共同参画センター内
市民フェスティバル実行委員会事務局(087-833-2282)

【解説】
「一年之初」「ヤンヤン」のチェン・ヨウチエ監督が5年ぶりにメガホンをとり、亡き同性パートナーの家族を守るため罪を背負う青年の姿を通して、血のつながりを越えた家族の絆を描いたヒューマンドラマ。老婦シウユーとその孫ヨウユーの面倒をひとりで見る青年ジエンイー。ただの間借り人であるはずの彼が2人に尽くすのは、今は亡き同性パートナーの家族だからだ。ところがある日、シウユーが急死してしまい、その死因を巡ってジエンイーは周囲から不審の目で見られるように。警察の捜査によって不利な証拠が次々と発見され、ジエンイーはついに罪を認めてしまう。それはすべて、大切な“家族”を守りたい一心で選択したことだった。主人公ジエンイーを「一年之初」にも出演したモー・ズーイー、シウユーを台湾のベテラン女優チェン・シューファンが演じ、2020年・第57回金馬奨で最優秀主演男優賞と最優秀助演女優賞をそれぞれ受賞した。

2020年製作/106分/R18+/台湾
原題:親愛的房客 Dear Tenant
配給:エスピーオー、フィルモット

【ストーリー】
老婦・シウユーの介護と、その孫のヨウユーの面倒をひとりで見る青年・ジエンイー。
血のつながりもなく、ただの間借り人のはずのジエンイーがそこまで尽くすのは、ふたりが今は亡き同性パートナーの家族だからだ。

彼が暮らした家で生活し、彼が愛した家族を愛することが、ジエンイーにとって彼を想い続け、自分の人生の中で彼が生き続ける唯一の方法であり、彼への何よりの弔いになると感じていたからだ。

しかしある日、シウユーが急死してしまう。
病気の療養中だったとはいえ、その死因を巡り、ジエンイーは周囲から不審の目で見られるようになる。
警察の捜査によって不利な証拠が次々に見つかり、終いには裁判にかけられてしまう。
だが弁解は一切せずに、なすがままに罪を受け入れようとするジエンイー。
それはすべて、愛する“家族”を守りたい一心で選択したことだった…

【監督からのメッセージ】
最初は、ある男性が、亡くなった同性パートナーの代わりに、その家族の世話をするという物語を描こうと思いました。
パートナーが暮らした中で生き、彼が愛した人を愛することが、男性にとって彼を想い続ける方法だったのです。
しかし物語が進むにつれて、登場人物の間にさまざまな感情が交差していきます。
この感情は相手の心に響き、自分のところにも帰ってくるのです。
言葉には表せないけれど、それは確かに存在するものです。
いかなる民族や性的指向にかかわらず、この種の感情が血縁のない人々を家族にするのだと、私は心から信じています。
(公式サイトより)

『親愛なる君へ』のオフィシャルサイト http://filmott.com/shin-ai/

レポート:LGBTの子どもたちと教職員が過ごしやすい学校をつくろう!!5

【井上鈴佳氏✨優しくキラキラと教師に諭す】

先日、丸亀の人権啓発センターで行われた
『LGBT🏳️‍🌈の子どもたちと教職員が過ごしやすい学校をつくろう!!5』
カランコエの花 上映会
井上鈴佳氏の講演会、について(^ ^)

こちらのイベントは、去る2月9日、日教組香川教職員組合 主催、プラウド香川が共催で行われました。
参加者のほとんどが、もちろん現役バリバリの教師達。
筆者の僕も参加させて貰いましたが、プラウド香川の仲間も数名チラホラと。

まず、カランコエの花。
僕は初見でした。切ない。うん、凄く切ないストーリー。ちょっと泣けちゃいました。青春真っ只中のはずの女子学生達。同性愛者であることを悩む主人公。悩む主人公を理解したいけどどうすればいいか分からない友人。クラスメイトの反応。教師の葛藤。
カミングアウトやアウティングについても、ちょっと駄目な感じが如実に再現されてました。
僕は同性愛者ではないけれど、LGBT当事者。あの感じ、自分の学生時代だったらと思うと、少しゾッとしました(^^;

「カランコエの花」より
「カランコエの花」より

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
そして、ご自身がレズビアンのアクティビスト、井上鈴佳氏の講演。
養護教諭であり、大阪は大東市のパートナーシップ制度利用者第一号であり、教育現場など、ほぼ毎日のように講演活動をして活躍されている井上さん。

井上鈴佳さんの講演会の様子
セクシュアルマイノリティと聞いて思い浮かぶことはなんですか? という質問からスタート。

ホントに、凄く、言葉の運び方が丁寧で、優しくて、とてもとても聞きやすい講演でした。
主には井上さん自身の経験談、様々なご友人のお話を交え、レズビアンのみでなく色んなセクシュアリティの方の現実や困り事などもお話しくださいました。
とても文章では書き切れないほど、濃厚で、重みのあるお話も。

井上鈴佳さん
井上さん自身のパートナーシップ証明書を見せてくれました。

大事なのは、のちに教師達がどう動いていくか!ですが。皆さん真剣に、LGBTについて書かれている書籍やパンフレットを参考にしたいと眺めてらっしゃいました。

LGBT当事者がLGBT当事者の話を聞くことも、大切なこと。当事者とて、トランスジェンダーには、レズビアンのことが分からなかったりするのだから←これ僕のことです(^^; とてもいい機会でした。

少しずつ、少しずつ。
教員達にもアライ(アライとはセクシュアルマイノリティを支援、サポートする人)が増えていけばいいなと思います。
いや、そうなっていかなきゃいけないんです!

本当にありがとうございました(^ ^)

プラウド香川 広報担当 ずぅちゃんでした。