ダイバーシティ・カフェ店番の藤田代表

プラウド2015年11月の活動レポート「2015高松市男女共同参画市民フェスティバル」

2015年11月は、「高松市男女共同参画センター開館20周年記念&2015高松市男女共同参画市民フェスティバル」に参画しました。
1995年8月に参画センター(当時は高松市女性センター)は開館しました。PROUDはその年の5月にハート・ショットという名の女性同性愛者の会として発足しており、活動場所を求めていたので、センターが開館してすぐに登録団体になりました。なので、開館当時から活動されている他の市民団体の人たちともお互いの20年をたたえ合いました。
2016年11月には高松市松島町にセンターが引っ越しすることも決まっていて、今のセンターではこれが最後の市民フェスティバルになりました。

パネル展
「どんな性別でも使えるトイレのマーク」コンテスト

11月19日(木)、24日(火)10:00〜17:00
IKODE瓦町(瓦町FLAG8階)
参加人数:1日100~400人程度
体と心の性が一致しない人が自分の望む性別のトイレに入ると非難されるなど、性的少数者には外出時のトイレで困ることがあります。そこで多目的トイレを利用することが多いのですが、障害者や妊婦などのマークしか無く、多目的トイレの利用をためらう人も多いのです。そこでPROUDでは性的少数者にも安心して多目的トイレを使ってもらえるよう、マークの公募を企画しました。
このパネル展では、1次選考で分かりやすさや美しさを基準に絞られた11点を展示して、来場者に投票してもらいました。たくさんのご参加ありがとうございました。
パネル展

ワークショップ
ダイバーシティ・カフェ

11月22日(日)、29日(日)10:00〜16:00
高松市男女共同参画センター2階情報交流室
参加人数:各日30人程度

ダイバーシティとは多様性の意味で、多様な人々が共に話せるカフェコーナーを交流室に開設しました。コーヒー、紅茶、ジュースなどの飲み物と、パウンドケーキやクッキーなどのお菓子を販売しました。
飲み物を淹れている間に、同性パートナーシップ証明書の取り組みへのアンケートや、「どんな性別でも使えるトイレのマーク」に投票してもらうことも出来ました。時間のある人はゆっくり座って、お茶を飲みながら仕事や生き方についてお話しを聞かせてくれました。
また、最近LGBTに関する話題も多くなっていますので、PROUDの活動に関心を持ってダイバーシティ・カフェを訪れた人もいました。LGBT当事者、親御さん、市議会議員、政党職員、これから支援をしたいと思っている人など、いろいろな人がお話しをしに来てくれました。
カフェのスタイルは気軽に話せて楽しかったのでまた企画したいと思いました。お越しいただいた皆様ありがとうございました。

ダイバーシティ・カフェ