2019高松市男女共同参画市民フェスティバル
「みんな参画みんないきいき
~だれもが自分らしく 人生100年~」
『アバウト・レイ16歳の決断』上映とトーク
~トランスジェンダーと家族の映画~
とき 11月23日(土)13:00~16:30
映画上映後に参加者同士でトークを行います。トランスジェンダーの子どもの家族同士の交流会も兼ねております。
参加費 1,000円(高校生以下500円)
場所 たかまつミライエ6階 高松市男女共同参画センター第3学習研修室
託児 無料(生後6か月から小学校低学年までの子ども)11月16日(土)までに要予約
主催 2019高松市男女共同参画市民フェスティバル実行委員会
共催 高松市
企画運営 プラウド香川
申し込み・問い合わせ先
※特にお申し込み不要です。当日来場で参加できます。
プラウド香川 TEL080-3164-4174(藤田)
高松市松島町1丁目15-1たかまつミライエ6F
高松市男女共同参画センター内
市民フェスティバル実行委員会事務局(087-833-2282)
LGBTなど性的少数者をテーマにした映画祭
「第11回香川レインボー映画祭」を開催します!
映画祭のサイトへ
開催概要
日時:2015年10月18日(日)13:00~19:20
場所:情報通信交流館e-とぴあ・かがわ
高松市サンポート2-1 高松シンボルタワー タワー棟4・5階(入口は4階)電話:087-822-0111
チケット:1プログラム券1,300円
*A、B、Cのうち1プログラムが鑑賞できます。
全席自由、各回入替制。当日、映画祭受付で購入できます。
高校生以下または18歳以下は無料。障害者本人は無料、介護者1人につき800円(2人まで)。各種手帳などをご提示ください。
プログラム:開場は各回10~15分前です。
各プログラムの冒頭に「トイレについてのインタビュービデオ」(各5~10分、別バージョン)の上映があります。
13:00~14:40 Aプログラム:「追憶と、踊りながら」
15:00~16:20 Bプログラム:短編集「ある家族の肖像」「娘さんを僕にください」「leave us alone」
上映後に「ある家族の肖像」の松井監督の舞台挨拶があります。
17:00~19:20 Cプログラム:「ソウル・フラワー・トレイン」
上映後に監督・⻄尾孔志さん(大阪からスカイプで参加)と脚本・上原三由樹さんのトークを行います。
交流サロンや「どんな性別でも使えるトイレのマーク」の投票コーナーもあります。
主催:香川レインボー映画祭実行委員会(PROUD)
後援:香川県、高松市
協力:情報通信交流館e-とぴあ・かがわ、東京国際レズビアン&ゲイ映画祭、You&A Master
かがわ文化芸術祭2015参加行事
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スタッフレポート
香川レインボー映画祭スタッフKです。
8月23日は映画祭に向けて「高校生対象」と銘打った上映会。
タイトルは『僕らの未来』。
性同一性障害に悩む高校生、高校生たちのお話。
性同一性障害に悩む女子高生が周りからの偏見や制服の問題、恋愛の問題に直面していく物語。
最初に思ったのは、このFTMの主人公の周りには、同性愛に悩むフリーターのゲイくん、MTFのダンサーと同じような悩みを抱える仲間がいて、いいなーと思ったこと。
あとは、自分の高校時代と重ね合わせて観たとき、なんて自分は恵まれていたんだろうと思ったこと。
制服についても、着るのが当たり前でそんなに嫌悪感を抱かなかったし、
恋愛してもちょっとかっこいい先輩て感じでもてはやしてもらえたし…。
でも、女の子らしくないってコトで周りから冷やかされたり、女子トイレに入りづらかったり…。
自分の学生時代と重なるところがあって…。
あと、同性の友達ができないことや家族から理解されないことなど、今の自分が直面している未だ解決していない問題…。
とにかく、FTMを取り扱っていることから自分と重なる部分があってスゴく心揺さぶられた。
何よりも心動いたのは、ホントの友達に理解された時と家族に理解された時。
主人公につられてオレも思わず「許された」と思って涙がこぼれてしまった。
夏休み最後の日曜で観てもらいたかった高校生はいなかったものの、性同一性障害や同性愛に悩む姿の細かいところまで描かれていて、みなさんに是非観ていただきたい一本でした。
香川レインボー映画祭は10月18日(日)。
飯塚花笑監督からのメッセージ
こんにちは、はじめまして『僕らの未来』を監督しました飯塚花笑です。『僕らの未来』を観てくださりありがとうございます。
5年前にまだ十代だった僕が作った映画がこのように未だに上映され観ていただけていることを嬉しく思います。
この映画は僕自身が中学、高校時代に体験したことを元に作りました。毎日着なくてはならない女子制服。好きな相手に素直に「好き」と伝えれば簡単にイジメの対象になってしまうこと。毎日何かに押しつぶされそうに生きていたことを今でも生々しく思い出します。この映画はそんな僕の凄く個人的な体験を元に「生きていくこと」「自分らしくあること」という決してセクシュアル・マイノリティに限らずどんな人間も必ず直面するテーマを突き詰めた作品になっていると思います。
映画をご覧になって下さった皆様が何か一つでも前へ進むヒントを、そして勇気を受け取っていただけていれば幸いです。
飯塚花笑
参加者の感想
- 私自身はレズビアンとして、FTMの人の事をうらやましいとも憎らしいとも、うらめしいとも思ったことが多いのですが…自分が間違っているのは分かっているのですけどね。
それにしても、せっかく告白してくれた後輩の女の子を振ったりして、もったいないことをするものだと少しだけ思ってしまいました。
同じ映画の中で、FTM、MTF、ゲイと3人もセクシュアル・マイノリティが登場していて、なかなか幸せをつかむことも難しくて、もどかしくて、つらいですよね。
主人公と父親との関係には、最後に希望があり、少し安心できました。
それにしても、この映画に登場した教師みたいな人、イマドキいるの?あまりにもLGBTに理解が無さ過ぎますよね。
- 自分のことで悩んでつらいのに、周りの人が誰も分かろうとしてくれなかったらもっとつらいと思った。
- こういう状況あるなぁ、きついなぁと主人公の状況をリアルに感じながら観ました。『分けられて』のかしょう君の自伝的作品と聞き、こういう状況を乗り越えて生きてきたんだなぁ、伝えてくれてありがとう、と思いました。
以上です。お読みくださりありがとうございます。
プラウド香川は香川県高松市を拠点に、性の多様性を尊重する社会作りを目指し、LGBTQに関する活動を行なっている非営利団体です。