PROUD(以下、プラウド)では、『どんな性別でも使えるトイレのマーク』を公募いたします。私たちは1995年に香川県高松市で発足した非営利団体です。性とライフスタイルの多様性を尊重する社会作りを目指し、主にLGBTQ(※)に関する活動を行っています。
LGBTQの中でも、中性的な見た目の人や、性同一性障害を抱える人、トランスジェンダーの人にとって、外出時のトイレは切実な問題です。
自分の望む性別のトイレを利用していると周囲から注意されたり、ジロジロ見られたり、ときには身の危険を感じることもあります。男女別のトイレに行きにくいことから、トイレを我慢したり、外出するのをためらったりする人もいます。(私たちプラウドにも、そういう経験のあるメンバーが大勢います。)
男女共用の多目的トイレは、彼らが比較的安心して利用できる貴重なトイレです。でも、「自分が多目的トイレを使ってもいいのかな?」と遠慮してしまう人も多いのです。
多目的トイレは、その名の通り車椅子使用者だけでなく、高齢者や内部障害者、子ども連れなど、多様なニーズに応えるためのトイレです。
プラウドでは、多目的トイレに『どんな性別でも使えるトイレのマーク』を付ければ、男女別トイレを使いづらい人々が安心して利用できるのでは、そしてまた、このマークを公募することで、性的マイノリティの人々のこうした悩みを広く知ってもらえるのではと考えました。
この公募によって最優秀賞に選ばれた作品は、プラウドが推薦するトイレマークとして、地域の行政や企業などの多目的トイレ管理者へ取り付けを働きかける活動に使わせていただきます。
プロ・アマ問わず、手描きでもOKです。皆さんが考えたマークをお寄せください。
応募締切:2015年9月30日
→トイレのマーク募集要項のページへ
後援:香川県・高松市・香川県教育委員会・高松市教育委員会
同時に、トイレで困ったこと、嫌な思いをしたことのある方の体験談も募集しています。お聞かせください。
→トイレのエピソード募集フォームへ
※LGBTQとは、L=レズビアン、G =ゲイ、B=バイセクシュアル、T=トランスジェンダー、Q=クィアを意味する頭字語です。
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