令和3年6月20日 日曜日 高松市築地コミュニティセンターに於いて、レインボー交流会が開催されました。
梅雨の最中でしたが、貴重な晴れに恵まれて、じんわりと汗ばむ陽気でした。
今回は、当事者だけではなく、アライや興味関心のある方も対象とした交流会でしたが、当日は、初めての方がおふたり参加してくださり、全7名の参加となりました。皆さまにお会いすることができて、とても嬉しく思います。
6月20日の交流会の様子
まず最初に、プラウド香川を知っていただくために、リーフレットを用いた活動の説明を行い、また、設立の経緯や今までの経過についてもご案内いたしました。
今回は敢えてトークテーマは設けず、個人の話したいこと聞きたいことを交流会の題材としました。
時事問題のトランスジェンダーのオリンピック参加やLGBT法案から端を発して、そこから垣間見るセクシュアルマイノリティの認知度や理解度がメインの話題となりました。
初参加の方もおられたので、セクシュアルマイノリティについての説明を行い、それから、社会をとりまく問題へと発展させて、現状を見つめ直す流れに還元しました。
世界レベルでは顕在化していることであっても、同調圧力の極めて強い日本では、なかなか日の目を見ることはなく、あまつさえ地方ではその存在すら皆無と思われがちです。
香川県に於いても、市町村の各自治体の対応に温度差が大きくみられます。
セクシュアルマイノリティの認知も、数字だけがひとり歩きをして前進していますが、市井の人びとにとってはまだ見知らぬ人というのが実態です。
知らないから存在しないのではありません。存在しているのに、知らない、あるいは気づかないのです。
このような境遇に於いて、プラウド香川をはじめとするセクシュアルマイノリティの団体に、興味関心を寄せていただき、また交流会に参加してくださることは、私たち当事者からするとこの上なく嬉しいことですし、社会の潮流の変化を感じられる尊い出来事です。
まだまだプラウド香川からも、当事者としての目に見える〈『百聞は一見にしかず』啓蒙活動〉の必要性を痛感するとともに、そのようななかで交流会に参加してくださった方に感謝いたします。ありがとうございました。
次回の交流会は、9月を予定しております。詳細は、日時が近くなった頃に、プラウド香川の公式サイト、各SNSで告知しますので、是非チェックしてみてくださいね。
これから梅雨が明けて、暑い夏がやってきますが、体調を崩さぬよう気をつけてお過ごしください。
少しばかり暑さが和らぎ、涼を感じられる秋分の日あたりに、またお会いできることを楽しみにしております。
広報担当 すやまちん