レポート:LGBTの子どもたちと教職員が過ごしやすい学校をつくろう!!5

【井上鈴佳氏✨優しくキラキラと教師に諭す】

先日、丸亀の人権啓発センターで行われた
『LGBT🏳️‍🌈の子どもたちと教職員が過ごしやすい学校をつくろう!!5』
カランコエの花 上映会
井上鈴佳氏の講演会、について(^ ^)

こちらのイベントは、去る2月9日、日教組香川教職員組合 主催、プラウド香川が共催で行われました。
参加者のほとんどが、もちろん現役バリバリの教師達。
筆者の僕も参加させて貰いましたが、プラウド香川の仲間も数名チラホラと。

まず、カランコエの花。
僕は初見でした。切ない。うん、凄く切ないストーリー。ちょっと泣けちゃいました。青春真っ只中のはずの女子学生達。同性愛者であることを悩む主人公。悩む主人公を理解したいけどどうすればいいか分からない友人。クラスメイトの反応。教師の葛藤。
カミングアウトやアウティングについても、ちょっと駄目な感じが如実に再現されてました。
僕は同性愛者ではないけれど、LGBT当事者。あの感じ、自分の学生時代だったらと思うと、少しゾッとしました(^^;

「カランコエの花」より
「カランコエの花」より

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そして、ご自身がレズビアンのアクティビスト、井上鈴佳氏の講演。
養護教諭であり、大阪は大東市のパートナーシップ制度利用者第一号であり、教育現場など、ほぼ毎日のように講演活動をして活躍されている井上さん。

井上鈴佳さんの講演会の様子
セクシュアルマイノリティと聞いて思い浮かぶことはなんですか? という質問からスタート。

ホントに、凄く、言葉の運び方が丁寧で、優しくて、とてもとても聞きやすい講演でした。
主には井上さん自身の経験談、様々なご友人のお話を交え、レズビアンのみでなく色んなセクシュアリティの方の現実や困り事などもお話しくださいました。
とても文章では書き切れないほど、濃厚で、重みのあるお話も。

井上鈴佳さん
井上さん自身のパートナーシップ証明書を見せてくれました。

大事なのは、のちに教師達がどう動いていくか!ですが。皆さん真剣に、LGBTについて書かれている書籍やパンフレットを参考にしたいと眺めてらっしゃいました。

LGBT当事者がLGBT当事者の話を聞くことも、大切なこと。当事者とて、トランスジェンダーには、レズビアンのことが分からなかったりするのだから←これ僕のことです(^^; とてもいい機会でした。

少しずつ、少しずつ。
教員達にもアライ(アライとはセクシュアルマイノリティを支援、サポートする人)が増えていけばいいなと思います。
いや、そうなっていかなきゃいけないんです!

本当にありがとうございました(^ ^)

プラウド香川 広報担当 ずぅちゃんでした。